日本語試験採点の仕事について考える

自分の気持ちを整理するために書いておこうと思います。

 

私は現在日本語を第二言語、あるいは第三第四…言語としている人が受ける日本語のテスト(ライティングとスピーキング)を採点するお仕事をしています。

受験者は主に学生(小学生~大学生まで)がメインの印象です。

 

ちなみに正社員ではなく業務委託でやっています。

 

【この仕事の良いところ😊】

・時給が良い(ドルでもらっているので円安の今、ありがたい)

・通勤がなく、静かなネット環境さえあれば自分の好きな時間、好きな場所で仕事ができる

・子どもができても続けられそう…たぶん…きっと…

・年に数回だけだけど翻訳&ナレーション的な仕事もある

・上司とのやりとりは英語なので一応少し英語を使う機会がある

・海外に本社があるので日本のインボイス制度等関係ない

 

【この仕事の良くないところ😞】

・やりがいを見出しにくい→今のところ「時給が良い」「海外の若者の考えを知ることができる」がやりがいだと自分に言い聞かせている

・人に説明しても仕事内容が伝わっているのかいまいちわからない

・理解するのが難しい&長い回答に当たると結構つらい

・上司(アメリカ人)と採点を合わせないといけないが、上司が日本語をどれほど理解しているか不明←なかなかやっかいな問題w

・回答が溜まっていたら休日でも関係なく数時間採点しないといけない

・テストを受けるのはアメリカの学生が大半なので、アメリカの試験期間は超忙しくそうでない時はすごく暇→ダブルワークを探すのが難しい

 

こんなところでしょうか…。あれ?書き出してみると良くないところの方が多いような…笑。

円高になったら辞めそう…(円高になる日は来るのか!?)。

 

そしてこのお仕事をしていると日本生まれアメリカ育ちという学生さんの回答にも度々触れる機会があります。

そこで感じるのはやはり日本語の語彙力がちょっと弱いかなということです(自分の語彙力云々は棚に上げております。最近本を少しでも読んで語彙力を強化しようと足掻いております)。自然な日本語ではあるんだけど、難しめの単語は一切ない、というような文章によく出合います。

最近、「日本にいても幼い頃から英語教育を!」という風潮が強くなっているように感じますが、それって本当に良いことなのかな?と思ってしまいます。「大きくなったら海外に行って仕事も生活もするから日本語能力はそんなに無くてもいい!」ということなら問題はないと思いますが…。

もし自分に子どもができたら、幼児期は積極的に英語に触れさせることはせず、大学生くらいになったら留学させたいな~(もちろん本人が希望すればの話)と思っています。

 

 

…着地点が分からなくなってまいりました。とりあえず、円安の今は現在の仕事を続けつつ資格の勉強したり職探しもしたりしていく所存でございます。

今月超絶暇だったのに謙遜じゃなくほんとーにぐうたらして終わってしまったので来月からがんばります…。あぁダメ人間…。